Syoyo Fujita's Blog

raytracing monte carlo

Month: May, 2013

Supercomputing Conference 2011

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SC とは

SC とは, 「スーパーコンピューティングカンファレンス」の略で, スパコンの学会です.

2011 年は「京」コンピュータがみごと Top500 で一位となり, 世間の注目となっていると思いますが, SC でも「京」関係のセッションがホットなトピックとなっていたように思います.

機会がありまして, 2011 年にこの SC に, 初めて参加してきました.

SC11 はシアトルで開催されました.

ここでは, グラフィックス野郎から見た SC11 の感想を記載していきます.

SC は毎年参加者が増え, 今では SIGGRAPH と同じかそれくらい大きい国際学会になっています.

SIGGRAPH は世界最大の国際学会と言われていますから,

SIGGRAPH と SC で国際学会の規模 1, 2 位を占めるわけですね.

SC は初めてということもあり, また知り合いがほとんど居ない事から SIGGRAPH などのグラフィックスの会議とはアウェー感がバリバリです…

グラフィックス系では可視化(ビジュアリゼーション)関連が多少 CG と関連がありつつも,

プレイヤー(論文発表者など)はアルゴンヌ国立研究所などの研究所だったり大学だったりと,

CG 系のような VFX スタジオやアニメーションスタジオ関連のプレイヤーとは全く違う分野になっていました.

(追記: 翌年の SC12 では GreenButton + Pixar によるクラウドレンダリングのセッションがありました)

もちろん, GPGPU などのグラフィックスチップの汎用計算は多く取り上げられていましたが,

スパコン野郎は主にそれを如何に計算やシミュレーションの高速化に使うか? というところに注目していて,

これもまた SIGGRAPH 関連のプレイヤーとは分野が異なっていました.

SIGGRAPH との違い

個人的に感じた, SIGGRAPH と違うところは大きく 4 点です.

1 つ目は, (昨今の) SIGGRAPH と違って企業や大学の展示がたくさんあります.

スペースとしても, セッションなどよりも展示スペースのほうが大きい感じです.

# かつての繁栄を極めたころの SIGGRAPH でも展示が大きかったと伝説に聞きます.

2 つ目は, 論文発表などの学術系のセッションでは, 休憩時間に飲み物やお菓子が無償で振る舞われていました.

また, 展示も初日は Opening Gala と言って, (無償の)アルコールやケータリングの食べ物を摂取しつつ展示を見て回るイベントがあったり, 夜には企業がスポンサーのパーティが開かれたりと, なんとも食には困らない学会です.

3 つ目は, 参加は皆 Ph.D Candidate だったり Ph.D ホルダークラスが標準レベルという感じで学のレベルが高いため,

皆さん英語が話せて当然, というレベルです.

SIGGRAPH のように英語が話せなくてもなんとか… というわけには行きません.

SC に参加するなら英語は出来て当然と考えておいたほうがいいでしょう.

4 つ目は, スパコンの学会というだけあってひたすら計算機環境の規模が大きい. 「計算機を数千ノード動かして計測しました」, 「CPU は全部で 1 万個使いました」. 「ストレージはペタバイトで…」 などなど.

なんともうらやましい環境で皆さん成果を出し合っています.

とはいえ, SC では発表スライドは背景を十分に説明していなかったり, 文字ばっかりだったりベンチマークの数値結果だけだったり,

「とりあえずいいハードウェアが手にはいったので Hadoop の性能を評価してみました」という内容の論文だったりと,

SIGGRAPH に比べると論文やプレゼンテーションのクオリティには残念と感じざるを得ないものもいくつかありました.

展示の勢力(?)が大きいため, SC では 企業や大学が, 毎日昼や夜に(食事無料の)パーティを開いています.

パーティへの参加状は水面下で取引されているようです.

SC 参加者から, 「毎夜企業主催のパーティがあるんだよ」とは聞かされていましたが,

私のような初参加者にはその存在が全く判りませんでした…

このあたりは参加経験を積んでコネを作っておくのが重要になるでしょうか 🙂

幸いにも, 私も KAUST(サウジアラビアの研究機関) のパーティ券をゲットできたので, KAUST のパーティに参加してきました

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パーティでは KAUST という研究機関のプレゼンテーションも含めつつも(サウジアラビアであるため, 石油が枯渇したあとのことをどうするか? いろいろ考えているようです), パーティには数百人が参加していて, 学会らしくなく皆飲食を楽しんでいてなんとも華やかな気分を味わうことができました.

まとめ

SC は展示の規模が大きい. SIGGRAPH も学会らしくないですが, 展示が大きかったり, 夜に企業がスポンサーのパーティがあったりと, SC は良い意味でより学会らしくない華やかなイベントと言えるでしょう.

SIGGRAPH のように, 何度か来たくなるような学会ですね.

おまけ

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Intel の展示ブースで aobench が動いていました.

Mandelbrot よりも有名なベンチマークになったと言えるかもしれませんね.

Camera RAW pipeline

I’ve implement my own Camera RAW decoder + debayer + color correction.

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(left: decoded and ACES RRT + sRGB ODT color graded RAW image. You can see filmic-look of image because of ACES RRT. right: mostly RAW value. You can see greenish image, this is correct as RAW value)

Recent custom firmware development(Magic Lantern) enables shooting 14bit DNG RAW video http://www.eoshd.com/content/10324/big-news-hands-on-with-continuous-raw-recording-on-canon-5d-mark-iii

So this will realise high-quality physical luminance video capture with mass-market DSLRs!

Physical capture of live world is very important for Live VFX and physically-based rendering as you know 😉

Unfortunately I haven’t 5D3, but have 550D. 550D also can capture 14bit DNG RAW, but limited to 0.5 ~ 1 fps shooting at this time(Magic Lantern team will improve this situation soon). Still, it is enough to test my own Camera RAW decoder implementation.

There are already good (open source) RAW decoder, called dcraw

Why I re-invented RAW decoder? The answer is for speed.

RAW decoding and (noise) filtering is very slow in general on CPU.

I am planning to accelerate RAW decoding(and filtering) on OpenGL compute shader utilizing GPU power.

I already got success to implement each component of RAW pipeline(decode, debayer, filter, ACES color grading, etc) into OpenGL compute shader.

So next phase is to implement all Camera RAW pipeline in OpenGL compute shader and performance tuning.

Stay tuned!

[References]

Silent InfiniBand QDR switch!

InifniBand switch is knows as very loud because of its high-power fan cooler.

So we made InfiniBand QDR switch… silent!

Now its good to use IB for faster and silent Home/SOHO network 🙂