Realtime raytracing goes mainstrem in the very near future.

by syoyo

日経エレクトロニクス 10 月 5 日号で、リアルタイムレイトレの記事が特集されます.

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/HONSHI/20090925/175633/

ゲームや映像制作などのグラフィックス野郎ではない、より一般的なところでもリアルタイムレイトレが注目されようとしています.

最近では NV もレイトレを重要なアプリのひとつにしようとしていますね.
http://www.4gamer.net/games/099/G009929/20091001065/screenshot.html?num=009

(ところで、写真の Physics のところ、fumeFX だよね… もしかして fumeFX の会社を買収したのか?!)

大手が動き始め、一般人も注目してきて… だんだんと(リアルタイム)レイトレの波がやってきているという感じでしょうか.

とはいえ、Intel や NV がバカスカとレイトレにお金を突っ込んだとして、うまくいくかというのはまた別の話.
個人的にはどっちも Winner’s curse(勝者の呪い)に陥るんじゃないかと思います.

リアルタイムレイトレは新しい技術と新しいマーケットですから、ビジネスとして考えたときには、
小さい開発会社や個人でも十分これら大企業と戦える戦場になるだろうと思っています.

まー、とりあえず直近の問題は、とはいえ見た目で判断すると、FPS に見られるようなグラフィックスにはレイトレはまだまだかなわないということ.

一方で、FPS などに見られるグラフィックス表現も半導体性能の向上やラスタライザ表現力が頭打ちなわけで、将来性に疑問が残ります.
実際、NV の PC 向けハイエンド GPU のマーケットはここ数半期赤字で(SEC form 10-K 参照)、
高品位 FPS ゲーム -> ラスタライズグラフィック性能向上というサイクルに陰りが見えています.

Intel や NV は結局は rasterizer グラフィックスの置き換えを狙っているような感じがしますが、
それじゃうまくいかないだろーなー、と思っています.

さて、そうなったときにレイトレが進む道はどこか?

ここはレイトレでしかできない、新しいレイトレグラフィックスマーケットを新しく考えるのがよいと思います.
よく経営的なところでブルーオーシャンとか破壊的イノベーションとか言われているやつですね.

具体的なネタはまあ明かせませんが(competitor が増えると困りますからね 😉 )、
我々レイトレでしかできない、新しいレイトレグラフィックス市場を開拓すべく、いろいろ動き始めています.

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