Rendering performance: Asian dragon

レンダラの速度の検証目的で、Asian dragon(720 万ポリゴン) を VRay と MR でレンダリングしてみました。

Max 2010 64bit, VRay 1.5SP3 の環境があるのですが、諸般の事情によりひとまずは
Max 2009 64bit, VRay 1.5SP2(Eval)での結果です.

machine: Vista64, 4GB mem, Core2 P9400(2.4GHz)

asiandragon1024_vray_240sec_thumb.png

VRay1.5SP2(eval), 1024×1024, 2×2 subsamples, VRayDirt.
200 secs.

asiandragon1024_mr_200sec_thumb.png

MR, 1024×1024, 2×2 subsamples, AO shader.
240 secs.

VRayDirt, AO shader はそれぞれデフォルトのパラメータを利用しています.

んー、3~4 分ですか、まあこんなものですかね.
ただ、レンダリング時に両方のレンダラでディスクアクセスが発生しているので、
レンダリングそのものよりも、ディスクアクセスがネックになっている可能性があります.

しかし、レンダリング速度よりもまず、3DS Max に Asian Dragon のデータを取り込むのが一番時間がかかったという…

おまけ

prman_cant_render.png
(PRMan can’t render Asian Dragon with AO shader because of memory shortage)

ついでに、 Asian dragon のデータを RIB に変換し、prman 14.3 で AO shader
(レイトレをオン)にしてレンダリング速度を測ろうとしましたが、
64bit linux, 6GB mem マシンでは、メモリを食いつぶしてレンダリングできませんでした.
(正確にはメモリ使用量が 100% に近くなりディスクスワップが多発して、4 時間くらいかけないと終わりそうにないのでやめた)

んー、prman, レイトレだとメモリ使いすぎだと思います。