Brazil RT

by syoyo

(via private communication)

Caustic Graphics に買収された SplutterFish の Brazil が Vray RT のようにリアルタイムになりました.

http://caustic.com/gallery_images.php

おお! DOF なティーポットが 5 fps でレンダリング出来んの!? マジで!

と思って以下のプレゼンビデオを見たら…

http://area.autodesk.com/inhouse/videos/siggraph_2009_autodesk_design_visualization_part3

… 単なるプログレッシブレンダリングじゃねーか!
プログレッシブで 5fp というこですか!?
しかもこれくらいなら今の CPU でも実現できるし…

とはいえ、現状はこれが FPGA ベースのチップで動いているもので、製品版では 10 倍になるなら、
まあプレビュー用にはちょっとはアリかなぁと思っています.

レイトレチップの可能性

さて、このようなレイトレを専用チップで行うソリューション、
一見レイトレがすっげー速くなりそうですごそーに見えて、実は非常にクリティカルな問題を含んでいます.
それは、IO がボトルネックになるということ.

このボードはレイトレだけをアクセラレートするらしいので、動作としては、
レイトレをチップで行いその結果を CPU に持ってきてシェーディング、GPU に結果を転送して表示するということになります.

ここで、特に複雑なシェーディングをしようとすると、レイトレチップと CPU とのデータの移動が増えてそこがネックになり、複雑なシェーディングが困難になると思われます.

また、大規模シーンやディスプレイスメントなどをかけるときも、レイトレチップ側のメモリにシーンが入りきらないときにどうするか?. Out-of-core で処理してもいいが、そこでやはり IO が問題になる.

まー、もちろんプログラマの腕次第である程度 IO のトランザクションは解決できるのですが、
その場合アルゴリズムから変わるので API にも影響があります.
API が CPU/RPU/GPU でワークロードの割り振りをうまくコントロールできるようなアーキティクチャであればいいんですけど,
GL ベースっていう時点でなんかダメそうな気がしています…

# 要は PhysX と同じですね. IO がネックになるというのは.
# またもしビジネスモデルも PhysX と同じだとしたら、 API だけオープンででっち上げて普及させ、テキトーにハードつくって、
# しばらくしてどこか大手に買収してもらうというイグジットプランだったりして.

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