[Paper, ICFP09] ICFP09 papers: review3

by syoyo

[Paper, ICFP09] ICFP09 papers: review2 の続きです.

Automatically RESTful Web Applications Or, Marking Modular Serializable Continuations

RESTful ってのは、web の世界で REST っていうアーキティクチャが使われているものを指す言葉のようです.

継続(continuation)ベースの web サーバは既存の web アプリケーション開発に対して差異のあるアドバンテージ、これはつまり強力な表現力、を提供します.
このパワーにより、少ないエラー、よりさまざまな応用を実現することができます.
さらに、これらの web サーバはプロトタイプではなく、いくつかの実際の商用アプリで使われています.
しかし残念なことに、スケーラビリティに欠けており、この更なるパワーを得るには高い代償を払わなければなりません.

我々はこの重要な問題を、スケーラブルな継続ベース web プログラムを生成するようなモジュラーなプログラム変換により解決します. 我々のプログラムはスケーラブルでない継続ベース web プログラムと同じ機能を利用することができるので、パフォーマンスのために強力な表現力を犠牲にすることはありません. 我々のシステムは既存のアプローチに必要なメモリ使用量の 10%(かそれより少量)しか使いません.

継続ベースによる web プログラムは、表現力がある代わりにスケーラビリティが無かった.
そこでスケーラブルにできる方法を見つけたよ、メモリも 1/10 に減らたよ、
という感じの論文らしい.

Beautiful differentiation

うぉおおおおおおおおおおお!!!!
Conal Elliot ではないか!!!
グラフィックスと関数型言語を融合させた初めての(?)男!!!

かつては氏はシェーダ言語を関数型で書いてみたぜー、なんてことをやっていました.
氏から私は関数型とグラフィックスの連携についての多くを学びました.

さて、beautiful differentiation, もともとはすでにどこかで発表していた気がします.
氏の blog でも取り上げられていますしね.

関数型で自動微分をする論文です.

自動微分(Automatic differentiation, AD)は正確で、効率的で、そして便利な関数の微分を計算する方法です.
前方向モード(forward-mode)での実装は、高階微分(higher-order derivatives)を計算するように拡張する場合でも、非常にシンプルに書く事が出来ます.高次元の場合も、ちょっと複雑な要因がありますけど思慮してみました.
多様体上の、究極的に一般的で優雅な条件での計算における、高次元、高階、前方向モードの AD 実装の実装について解説し、シンプルで正確な仕様からの実装を導出します.

実装の動機と発見のために、本論文では次の問題を提示します「実装は別にして、AD とは何を意味するのか?」
ひとつの答えは、関数のサンプリングとその導関数の本質について、という形で現れます.
自動微分は連鎖律を用いることで、この本質的な条件から逃れます.
一階から高階の AD に変化していくことは、一つ(の導関数)ではなくすべての導関数をサンプリングすることに対応します
次に、設定を任意のベクトル空間に拡張します. ここでは微分値は線形写像になります. AD の仕様はこの優雅で非常に一般的な設定に適応し、これはさらに(実装の)開発を簡略化します.

… のこり 26 papers ほどです.

Advertisements