[M&A] GH + IRT -> High-Performance Graphics

by syoyo

学術会にも M&A の波が!?

http://www.highperformancegraphics.org/

GH(グラフィックスハードウェア学会) と IRT(リアルタイムレイトレ学会)がくっついて、High-Performance Graphics という学会になるそうです.

ompf.org には HPG 2009 chair のするざれっくからのコメントが.

http://ompf.org/forum/viewtopic.php?f=3&t=1221

もっと HW 屋と SW 屋(レイトレなどの CG アプリ)がくっついてシナジー発揮していこうよ, という感じらしい.

GH は, 昔はグーローシェーディングなどの固定シェーダをどう HW で効率的に実装するかというのが多かったけど、今はどうプログラマビリティを上げるか、いかに多様な CG アルゴリズム(レイトレや GI)を効率的に HW で処理するかに向かっている.

IRT は, 今後レイトレが一般的で実用的になるには HW ともっとフィットする必要がある.

なんで M&A して事業(?)シナジー向上をしてみました、みたいな.

たしかに、たとえば、レイトレについては、いまのアルゴリズムをベースにしていくなら ray-aabb の交差判定とトラバーサル処理(二分木探索など)はほぼ固定的に決まった計算処理とみなすことができますし、またこの部分が一番演算ネックになりやすい. なのでここを HW 化してアクセラレートされるだけでも結構効率的になって、レイトレベースゲームというのもぐんと実用的になります.

もう少し大きな視点としては、
「今は SW レンダリングがブーム(?)になってるみたいだけどさー、もう少し先を見てみようぜ.
そうするとまたこんどは HW レンダリングな世代になるだろきっと
(ラスタライズベース GPU ではなくてレイトレベース GPU とか)」、
という感じらしい.

まあそれに GPU メーカーとしてもこーゆーのをやっていかないと、今後レイトレ GPU などの新たな需要を作れないと CPU でいいじゃん、ということになるという危惧もあるのだろう.

おまけ

それにしてもこのところ、リアルタイム SW レイトレがこれからのトレンドだ!みたいなこと言うひとも増えてしましたね.

まあ現在の半導体技術やコンテンツ制作環境の問題などを見れば,
今後はラスタライザではなくてレイトレにならざるを得ないことは分かるわけですが、
以外に流れが早く進んできているという感じ.

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