レンダラファンドを作りたい

by syoyo

「家計に身近な投信を」 大阪のおかんら、運用会社設立
http://www.asahi.com/business/update/0609/OSK200806090066.html

おー、200 名で 1 億円くらいは集まるのか.

私も現在構想中のレンダラ財団の資産を運用するため、
レンダラファンドを立ち上げて財団資産の形成と運用をしていきたいと考えています。

とりあえず運用資産残高 5 億円を目標とし、
運用益は年利 20% を目指した資産運用を行い、
(これは、hedge fund replication, CalPERS クローン, バークシャー株などの投資戦略で堅いだろう)
運用益から若いレンダラ野郎への育成資金(数名に 1,000 万/年くらい)を捻出、
という仕組みができないかなぁと考えています.
(過去のレンダラ財団のエントリでは運用益 10% と書いていましたね。今思うと控えめだ)

ドバイとかシンガポールとかイギリスとか見ていると分かりますが、
もうこれからはモノづくりとか技術立国で多数が食っていける世の中じゃないよね.
資源•農業 or 金融しかやはり我々には生き残る道はないんじゃないかと思う.

別にレンダラでは食っていけないと言いたいわけではないんだけど、
レンダラ自体で稼ぐのではなくて、
マネーのわき出す泉は違うところ(資産運用)にあって、
道楽気分で、いろいろなことに自由にチャレンジしながらレンダラを
やったほうが面白いと思うんだよね.

そんなわけで、財団法人で? 資産運用組織を作れないか調べ始めています.
税金がおおきな問題になりそう。

それに関連して、米キャピタルグループに関する本を読みました.

キャピタル 驚異の資産運用会社
http://www.amazon.co.jp/dp/4532351367

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世界最大級の資産運用会社、米キャピタル。長期の運用で過去50年以上、業界全体の上位4分の1以下に落ちたことがないという快進撃を続ける。非上場企業で、マスコミを避け、宣伝も嫌っている同社の実像はほとんど知られていない。本書はキャピタルの歴史を振り返り、成功の要因を探る。

著者は、創立者ジョナサン・ラブラスをはじめとする経営陣の思想が、キャピタルの骨格を形成したと指摘する。彼は長期的な思考の重視、徹底したリサーチに基づく忍耐強い運用、顧客サービスの重視といった基本的な価値基準を作った。市場環境や流行に左右されない運用・投資の方針は、こうした企業文化の下で定着した。

また、知識産業では、「スター」がもてはやされがちだが、キャピタルは個人のエゴよりもチームプレーを優先する文化を確立している。特徴的なのが複数マネジャーシステム。複数のファンドマネジャーがポートフォリオの一部ずつに銘柄選択責任を持つこの制度を取り入れたことで、資産額の拡大にも柔軟に対応でき、人材の引き抜きに悩まされることなく、高い運用実績を上げることに成功した。

個人主義が浸透した一般的な米企業とは趣の異なる優良企業の内幕を知ることができ興味深い。

アクティブファンド(利益追求を目指してガンガンいくぜファンド)
を運用する資産運用会社に関する本です.
本の内容はどのような投資戦略を取っているかではなく、
キャピタルという資産運用会社の組織の「運用」がどのようになっているか、
というお話。
ファンドマネージャーとしてのマインドの参考に。

ちなみに、キャピタルの運用益は市場平均を常に上回っていると書かれていますが、
本家のホームページで代表的なファンドを見てみても、
年利 11 % ほどでそれほど S&P 500 index( 7-9% ) と比べても
アウトパフォームしていない。20 年で資産 10 倍程度.
(インフレ国アメリカでのお話だから、インフレ率を引いたらそれほどうま味はない気がする)

これならバークシャー株か、ゲーム株
に投資した方がよい気がします.

ちなみに、著者は一方で正反対のパッシブ運用
(テキトーに分散投資してあとはほったらかし戦略)
に関する本も書いています.

敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか
http://www.amazon.co.jp/dp/4532350689

loosersgame.jpg

運用する側からすれば、ほったらかしでいいので、パッシブ運用というのも魅力的です.

最近 ETF などが個人でも簡単に購入できるようになってきているので、
パッシブ運用派にはうれしい限りですね。

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