Efficient Selective Rendering of Participating Media

by syoyo

Oscar Anson, Veronica Sunstedt, Diego Gutierrez, Alan Chalmers
Efficient Selective Rendering of Participating Media
Symposium on Applied Perception in Graphics and Visualization 2006
http://www.cs.bris.ac.uk/home/veronica/research.html

selective_participating.png
(ちなみにこれは写真です。participating media の効果を示しています)

XS-map というマップを利用して、participating media のサンプリングがより必要な部分を選択的にサンプルすることで、最大 10 倍高速に participating media をレンダリングするという手法。

しかしより注目すべきは、興味深い participating media の知覚解析が行われている点です。
近似のレンダリング画像が、リファレンスのレンダリング画像に対してたとえ 1% の誤差であっても、
それらはほとんど区別が付かないというとそうではなく、知覚的な観点からは十分区別できうることを
報告しています。

これにはちょっと驚きです。論文が行った知覚テストがどれだけ reliable なのかはさておき、
仮に 1 % の誤差でも十分知覚的に異なるということは、きちんとしたレンダラにとっては
テキトーに participating media を処理するするわけにはいかなくなるということです。

映画などでの volumetric 効果を見ていると、特に霧みたいに low frequency な効果では
結構 CG っぽさを感じるときが、思い起こしてみるとあったりしたような気がするのですが、
それはこの論文が指摘することが一因として関与しているからなのかもしれませんね。

lucille では今のところ volume 効果はサポートしていませんが、将来的には組み込みたいと
考えています。volume のレンダリング品質をしっかりしたものにしようとなると、
きちんと処理しないといけなくなるようです。

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