Solaris 10 & Sun’s C/C++ compiler

by syoyo

Sun Studio 11 が無償公開されています。


http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0511/17/news025.html

注目すべきは、なんとこの統合開発環境、 Solaris
版には
sun 謹製の
C/C++コンパイラやパフォーマンスツールまで無償で付いてくるということ。

しかも C/C++ コンパイラは OpenMP
対応(勝手にスレッド化してくれる機能)です。
これって無償で使えるコンパイラとしては、Intel C/C++
Compiler(非商用版)と
並ぶほどすごい気が…

linux 版は残念ながらコンパイラは gcc を使うことを前提で、

ライブラリ群やパフォーマンスツールだけのようです。

というわけで、Sun のコンパイラを試すべく、
前々から興味のあったこともあり、
Solaris 10(x86 版) を Athlon64 Dual
Core マシンにインストールしてみました。
(OS もコンパイラも無償(しかも商用利用まで OK っぽい)で、
Sun は大丈夫なのだろうか…)

キューブベアボーンの ST20G5 では、SATA
ドライブは認識されないようでしたので、
通常の ATA ドライブにインストールしました。

またネットワークカード(Broadcom
BCM57xx)もデフォルトでは認識されませんでしたので、
下記ベンダーのサイトからダウンロードしてインストールしました。


http://ja.broadcom.com/drivers/downloaddrivers.php

カーネルは自動的に 64bit 版になっていたり、Dual Core
もきちんと検出されているようで、
とくに今のところ問題はないようです。

pkg-get

Solaris では、 gcc
などのある程度のソフトは(オプションで)インストールされますが、

それ以外の Solaris
でのオープンソースソフトウェアのパッケージ管理は、
pkg-get を使うと簡単にできます。
autoconf や subversion
とかはこれを利用してインストールしました。


http://www.bolthole.com/solaris/pkg-get.html

apt や rpm のように、
自動的に依存関係を調べてネットからダウンロードしたりしてくれます。

感想

Solaris ですが、やはり設定ファイルとか ps の引数とか、
 
linux とはちょっと使い勝手が違いますね。
とはいえ、安定している感じがあるので、
debian みたいに長く使うにはよさそうな気がしました。

Solaris + gcc では、リンクするライブラリを修正する程度で
lucille の
コンパイルは成功しました。これから sun の compiler
でもコンパイルできるように
修正していこうと思います。

sun のコンパイラ性能以外にも、もともと Solaris OS
は商用ですから、
デュアルコア構成やスレッド利用時、高負荷時などの
カーネルパフォーマンスが linux よりもよいかも、、、
と期待できます。
これも実際にレンダリングをしてみて比較していきたいと思います。

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